品番 | EV20211047 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 27mm x 15mm | 石の産地 | タプレジュン地区イカブ・サンサブ鉱山産 |
石の高さ | 30mm | グレード表記 | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9)※独自の経験と判断でグレーディングしています |
重さ | 12.2グラム | 色相 | 照り艶の強い黒 |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | ヒマラヤ産コランダム解説 |
鉱物名 | ショール | ||
宝石名(通称) | ショールトルマリン、ブラックトルマリン |
1.水晶とショールのバランスが最高です。
2.黒光りで艶やかな繊維質ショールは他の産地のショール以上に綺麗だと思います。
3.水晶がDTなのもお洒落ポイント。
1.白雲母は剥離しやすいのでご注意下さい。
2.今回より独自基準でグレーディングをしますがあくまでもご参照程度に。私が今まで見てきたものの中で珍しいものや綺麗なものを相対的に比較した上で判断しております。※私ほど年数が長くそして多くのヒマラヤ鉱物を見てきている人物は中々いないはずですので、私の判断やグレーディングはあながち出鱈目ではないと自負しております。
ショールは鉱物として人気があるか、価値があるかと言われると難しいところではございますがカンチェンジュンガのショールは何か違う。もちろん「カンチェンジュンガ」というブランド的な売り出し方をしたいわけではないのですが他の産地のショールと比べても結晶形が綺麗で照り艶が強く、繊維質構造が美しいように思います。 しかも今回のものは共生です。 水晶にショールがブッ刺さっております。こちらは水晶の透明度も高く(通常ペグマタイト産出の水晶は曇りがち)さらにはダブルターミネーションです。ついでに水晶の側面に白雲母がみられるのも良いですね。水晶xショールx白雲母はペグマタイトの典型セットですね。こういう複合的にくっついているものに標本的な魅力を感じると思いませんか。 カンチェンジュンガの水晶ショール共生タイプの標本、ひとつ持っておきましょう。