品番 | EV20211042 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 13mm x 12mm | 石の産地 | タプレジュン地区クプタール/ティカチュリ鉱山(サファイアヒルと呼ばれる)産 |
石の高さ | 25mm | グレード表記 | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8)※独自の経験と判断でグレーディングしています |
重さ | 9.6グラム | 色相 | 透明感あるパステルブルー(ややイエロー) |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | ヒマラヤ産コランダム解説 |
鉱物名 | コランダム | ||
宝石名(通称) | サファイア |
1.ロットの中でも屈指の透明感です。
2.オレンジ・イエローも浮かびます。
3.繊細で美しい内部に豪快でワイルドな外面という面白さ。
1.内部に横に走るクラックがあります(大きな衝撃でも無い限りは割れません)
2.下部に雲母の付着あり。
3.今回より独自基準でグレーディングをしますがあくまでもご参照程度に。私が今まで見てきたものの中で珍しいものや綺麗なものを相対的に比較した上で判断しております。※私ほど年数が長くそして多くのヒマラヤ鉱物を見てきている人物は中々いないはずですので、私の判断やグレーディングはあながち出鱈目ではないと自負しております。
この大きさを見て下さい。ダメージ無しのコランダム結晶ですがなんと9.6グラム(惜しい、あと一歩で10グラム)あります。結晶形もとても綺麗に保たれており、美しい6角柱が楽しめます。多色性もあり、濃いブルーからパステルブルー、そして暖色系の発現もございます。強いて言うならばやや透過性には劣るでしょうか。それにしても外面の上部と下部で随分表情が違うと思いませんか。それがこの結晶の面白さでもありますが、上部は母岩から露出していたものと思われます。そして下部は母岩(雲母片岩)に沈んでいたのでしょうね。条線のようなしわは雲母による干渉です。ポコッと顔を覗かせていたのだろうな、と思うとそれはそれで可愛いですね。写真ではサイズ感はわかりにくいのですがかなり大きいです。ずっしりと重いです。鉱物コレクション棚での存在感も際立つことでしょう。