品番 | EV201157 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 14mm x 8.0mm | 石の産地 | ブラジル・バイア州産 |
石の高さ | 7.0mm | グレード表記(シャンバラ独自基準) | ☆☆☆☆☆☆☆☆★(☆8.5) |
重さ | 1.1グラム(5.5カラット) | ||
色相と特徴 | ブルーホワイトの花のようなインクルージョン | ||
鉱物名 | クォーツ | ||
宝石名(通称) | デュモルチェライトインクォーツ、ブルーガーデンクォーツ | ||
店長の個人的お勧め度(グレードではありません) | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) |
1.水中に咲く青い花の風景
2.水晶の透明度が高く厚みがあるので魚眼レンズの効果が相まって素晴らしいです。
3.質にしてはグラム単価を落としています。
1.裏面未研磨です(ここを削るとデュモルチェライトが無くなってしまいます)
2.今回のルース祭りではすべての石を指の上や指でつまんだ写真を掲載しております。 お見苦しい指で申訳ございませんが、指や肌で実際のサイズ感や色みがわかるかと思います。 また、指や手は写真や動画加工時に色が不自然になりやすいです(彩度を上げると肌の黄色みや赤みが強くなります) 当店の写真加工が現物を越えていないこと(明るさやシャープネスなどの調整をしていないわけはありません)、そして今の写真加工に対するアンチテーゼでもございます。 商品としての石の写真を掲載する場合、最も大切なのは自然の色に近いことでしょう。皆様が求めているのは「映え」た写真ではないはず。
青い内包物というのは伝統的に?人気なのですよ。 わかりますよね、青って神秘的ですから。 デュモルチェライトインクォーツの人気が爆裂したのは良くわかりますよね。 この美しさ…見惚れてしまいます。 水中に咲く花のような放射状デュモルチェライトが非常に美しいのがハイライトですが、こちらの涙粒は厚みがあり水晶自体の透明度が非常に高いのも魅力です。 厚みがあるために魚眼レンズで覗いたような「ゆがみ」が見られ、まさしく水の中を散策しているかのようです。
ちなみにデュモルチェライトカボションの裏面は未研磨ですが、かなり多くのデュモルチェライトインクォーツの裏面は未研磨になります(それに関してSNSでの投稿を見かけましたが…) デュモルチェライトは岩壁面(下部で岩に接しているところ)から草のように生えることが多く、その部分を水晶が取り込みます。 原石のデュモルチェライトを見ると下部に草のようにデュモルチェライトが生えているものが圧倒的に多いのがわかるでしょう。 その為、内包物は下部に溜まっていることが多く、その部分をカボションドーム状にカットします(上から見た姿がカボションの正面になるようにカット) 下部は岩への接地面になります。 その部分を削るとデュモルチェライトまで削ってしまうことになります。 なんとなく裏面が未研磨だと残念な気持ちはわかりますがね…私も最初そう思ったので良くわかります。 特に最近のカボションはこのパターンが非常に多いですが、(もちろん完全に内部に取り込まれて、中には錐面付近まで内包物が達しているものもあります)デュモルチェライトの内包状態の特性上、これはこれでこういうものかな、と。 カボションカットすることでしか見えない世界を見出したということで良いのではないでしょうか。 ほとんどのデュモルチェライトインクォーツのカボションは岩壁から草状に生えているデュモルチェライトの上から眺めていると思って下さい。