日本国産鉱物標本108 奈良県宇陀郡菟田野町大和水銀鉱山産辰砂 赤富士
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品名:日本国産鉱物標本108 奈良県宇陀郡菟田野町大和水銀鉱山産辰砂
サイズ:最長部分約3.3cm
重量:46.8g
鉱物名:辰砂(Cinnabar)
宝石名:辰砂、朱砂、シナバー等
産地: 奈良県宇陀郡菟田野町大和水銀鉱山
付帯品:標本ケース4.0 x 3.0 x H3.5センチ
キーワード:#国産鉱物 #辰砂 #鉱石 #シナバー
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推せるポイント
📌サラミかよ
📌泥土の付着無し
📌歴史と共に蒐集できる喜び
大和水銀鉱山の解説
辰砂は日本の歴史とも深い関わりを持ちます。古代には古墳を彩る朱の顔料として、中世には刀剣や鎧の防錆・メッキ材として、「仙丹」と呼ばれる霊薬として、さまざまな用途に利用されてきました。近代になると、辰砂は産業に不可欠な水銀を製錬するための重要な鉱石となります。大和水銀鉱山でも1909年から1970年まで約60年間にわたり大規模な採掘が行われ、戦時中から戦後にかけて日本の水銀供給を支えてきました。
辰砂の赤い部分が多い鉱石ほど水銀含有率が高く、精錬に適した「上鉱」「富鉱」として珍重されました。このような「上鉱」の塊が産出した際は鉱山全体が狂喜乱舞したと言われるほどです。
現代の我々はこれを「鉱物標本」としてコレクション/鑑賞して楽しみますが、本来なら製錬所の釜で焼かれ液体の水銀に変わるはずだった運命の鉱石が、奇跡的にそのままの姿で生き残った上鉱ということになります。
鉱物標本の観点からも、辰砂の赤が鮮烈で結晶が明瞭に見えるものほど希少で価値が高いと言えるでしょう。
現在、大和水銀鉱山はその面影を映す坑道が残るのみ。歴史の一端として地元の有志団体により調査・保全されています。
※辰砂(硫化水銀)は比較的安定した鉱物で、通常の標本鑑賞において過度に心配する必要はありません。
ただし、水銀を含む鉱物には違いありませんので取り扱いには注意が必要です。必ず下記注意事項をご確認下さい。
店長の解説
サラミかよ。たぶんサラミです。石サラミ。ちなみにこの白い斑点は方解石や石英です。
しつこいようですがこのくらい赤の面積の広い辰砂は滅多にありません。「国産辰砂」「大和水銀鉱山産辰砂」等いろいろ検索してみて下さい。
ほとんどが白に点々程度の赤なのです。こちらは赤ベースに白の点々です。
こんな「上鉱」を鉱物として紹介できることは国産鉱物を扱うものとしての喜びです。
※標本の高さがギリギリの為、中敷きを除いてあります。
注意事項
⚠️加熱・強い光は避けましょう
辰砂は加熱しないでください。変色を防ぐため、直射日光や強い紫外線に長時間さらすのもNGです。
⚠️破片・粉末の誤飲や吸入にご注意ください
標本を削ったり砕いたりせず、破片や粉末を吸い込まぬようご注意下さい。標本には砂泥が付着している部分がありますが、水で洗ったり強く拭わぬほうが良いです。触った後は手を洗い推奨です。
⚠️フタ付きケースでの保管をお願いします。標本の保護や粉末の飛散防止のため、フタ付きの標本ケースや小瓶などに入れて保管することをお勧めします。
また、大和水銀鉱山産の辰砂には細かな隙間などにごく微量の自然水銀を伴うことがあります。自然水銀は常温でもわずかに揮発する性質があるため、観察後はフタ付きケースに戻して保管することをおすすめします。
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