品番 | HZHC014 | 人工的処理の有無 | 無し |
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ビーズサイズ | 9.5ミリ | 石の産地 | 緑泥石&角閃石:ダディン県ラパ地域産、ブラウンフラッシュ:ダディン県ティプリン地域産 |
石の重さ | 3つで4.2グラム | ヒマラヤ産水晶内包物入りのグレード | ☆☆☆☆☆☆☆☆★(☆8.5) | 鉱物名 | クォーツ |
宝石名(通称) | ヒマラヤ水晶 | ||
内包物 | 緑泥石、透閃石 | ||
この石の解説ページ | 取扱いヒマラヤ産鉱物解説 |
1.3つの違う内包物が1回で揃うおもしろセット。
2.特にブラウンフラッシュは珍しいです。
3.すべてストックものです。
1.ヒマラヤ水晶内包物入りのグレードは経験と独断(若干の好み含む)で勝手に付けております。 ですが自分で言うのも何ですがヒマラヤ水晶市場の中でも恐らく1、2を争うほどに経験が長い私が珍しい(良い)といったものはかなり良いものだと考えて頂いて大丈夫です。
2.随分以前に削ったものです。
3.ブラウンフラッシュは矢印で示した穴ぼこがあります。これは自然の穴なのでダメージではありません。これはオッケーかな?というレベルなので通常販売です。珍しい玉なので大いに価値があると思いますが気になる方はご購入をお控え下さい。
なんと3連結。同じ大きさでなんとなく雰囲気が似ていたのでセットにしてしまいました。 左から角閃石(緑泥も舞う)→濃密緑泥石→ブラウンフラッシュ(これも角閃石の一種と思われる)です。 この枯れ草色(笑)角閃石もガネーシュヒマールの典型ですよね。茶色+ススキ色+緑のような…こちらの内包物もよく緑泥石と共生しますね。 それにザ・緑泥石。 私個人的にはこういう緑泥石が1番好きです。 凄く濃密に入っているのに表面だけはガラス質で少し透明部分があり、緑泥の流動的な姿が見られるものと言いましょうか。散在タイプより好きです。 最後にブラウンフラッシュ、こちらは7年8年くらい前にティプリンで多く産出したモノです。原石はすりガラス状ミルキーなのですが、内部にブラウンの針金状・繊毛状角閃石らしきものがびっしり。このブラウンカラーは恐らく酸化鉄成分が染みこんだものと思われます(表面に酸化鉄が付着していることも多かったです) しかしこのブラウンフラッシュ、ヒビやクラックもとても多く、このように表面が綺麗なのは本当に稀(こちらの玉も穴ぼこがあります)極端に言えば削った全体の20%にも満たないかと。つまり残りの80%はクラックやら何やらでB級品になります、何なら今もたくさんありますよ。 話は戻りますがこのように綺麗に仕上がったものは適度な透明度も見え、光を当てるとボウッとキャッツアイのような縦に走る光がブラウンを横切るのですよね。格好良いでえす。