品番 | HPGT007 | 人工的処理の有無 | 無し |
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全体サイズ | 2.3センチ | 石の産地 | サンクワサバ県ジャウジャラ地域産 |
バチカン下より(石の縦の長さ) | 1.3センチ | ヒマラヤ産ガーネット(アルマンディン)のグレード | ☆☆☆☆☆☆☆☆★(☆8.5) |
ペンダントの重さ | 3.9グラム | シルバーのデザイン | ジャリ(透かし彫り) |
石の重さ | 2.0グラム(10.0カラット) | この石の解説ページ | ヒマラヤ産鉱物の解説 |
鉱物名 | アルマンディン(鉄ばん石榴石) | ||
宝石名(通称) | ガーネット、アルマンディンガーネット |
1.小さな結晶が多い中でこの大きさは素晴らしいです。
2.中央に赤みがある神秘的な姿。
3.シュッとしたシェイプも良いです。
1.目立つマイナス点は特にありません。
こちらは2020年初登場、新産地のヒマラヤガーネットです。 ヒマラヤ一帯が変成岩帯ですから、片麻岩中のガーネットは珍しくないのですが、質が良いガーネットは極端に少ないです。 そんな中、近年産出したのがこのピンクパープルのアルマンディン。 ジャウジャラという海抜4000メートル越えの高地からやって来ます。 ここの物は透かすとピンクパープルで本当に綺麗なのですが、原石自体が非常に小さく内部にクラックも多いため、損失が多くカットして美しく仕上がるものは随分と少なくなります。 色々試して削りましたが今回の渡航で仕上がったのは10数個のみとなっております。 原石はある程度の産出量がありそうなのですがね、、、現状においてこの産地のこのカボションはシャンバラストーンズが初登場です。削ってこの色が出てきたときは驚きましたよ。ワインレッド以上にピンクパープルといいましょうか。同地区の低い場所(とはいえ2000m以上なので高地ですが)でもアルマンディンが採れるのですがそちらのアルマンディンは血のような赤なのですよね。 それとは全く別の色に見えます。 しかし同定の結果はアルマンディンでした。 ガーネットの解説も追々別ページに詳細を記載しますのでお待ち下さい。
まず称えるべきはこの大きさです。 原石もたくさん見て頂いたかと思いますが、とにかく結晶が小さいのです。 なのでこの大きさに削れることが素晴らしい。 内部もクラックがちな結晶ですから、この大きさでこの透明感、ダメージ無しで削れたことは本当に凄いことです。 注目ポイントは中央のレッドゾーニングです。 手にした方は裏から光を当ててみて下さい、何故か色が違う色の境界線が中央付近に見られるのです。 なんだか神秘的です。 さあ激戦を制するのは誰だ。