品番 | HKRB001 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 約2.0cm x 5.5cm | 石の産地 | ダディン県ラパ地区ルニール鉱山産 |
石の高さ | 約4.0cm | グレード表記 | ルビーはグレード評価を付けません(市場の評価基準にも乏しく判断が難しい) |
重さ | 43グラム | 色相 | パープルを帯びた赤に群青色のゾーニング |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | ヒマラヤ産コランダム解説 |
鉱物名 | コランダム | ||
宝石名(通称) | ルビー、ルビーサファイア |
1.微細ながらも宝石質の結晶あり。
2.ルビーの赤紫、大理石の白、プロゴバイトの金色、全体像として完璧すぎる。
3.見ているだけで物語が浮かんできそうです。
1.ルビー結晶部分は少なめです。
2.細かな結晶や母岩中の雲母は剥離しやすいので御注意下さい。
3.タイトルは特に意味はありません(ぱっと浮かんだネーミングです)
今や伝説級の希少性、個人的にはヒマラヤ鉱物の中で最も入手すべきものがこのガネーシュヒマール産ルビーサファイアだと思っています。偶に市場に出現するのですが採掘活動が終了して20年ほどは経つので出回っているものはすべてオールドストックになります。 現地で探すとどこからともなく村人が「あ、まだ俺んちにあったよ」みたいな感じで持ってきて手に入るケースが多いです。馬鹿みたいな値段を提示してくる村人やブローカーもいれば良心的な村人もいます。 私自身はもちろん値段に見合ったものしか仕入れませんが、これでもかなり良心的かと思います。 圧倒的な景観と面白さは唯一無二、これぞ蒐集だ。
【001番解説】
「暁の空に朝陽の箱船」タイトルに特に意味はありません。急に頭の中に浮かんできたネーミングです。なのに何故かそんな情景が広がるような気がしませんか。非常に壮大で美しく、繊細で無限です。景観の美しさを作りだしているのは赤と白と金のバランスでしょうね。このバランスだからこそなんか凄い。…すみません、表現できません。 ルビー結晶の部分がまた素晴らしいです。裏面の小さな結晶ですが完全に透明なのですよね。写真も良く撮れたのでご覧下さい。透けている上に特徴的な群青色のゾーニングも確認できます。沸き立つエネルギーのようなプロゴバイトも芸術的。金雲母の波ですね。 溜め息しかありません。