品番 | HKKY001 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 約10mm x 9mm | 石の産地 | ジャジャコット地区ダハ(Daha)地域産 |
石の高さ | 約58mm | グレード表記 | カイヤナイト原石はグレード評価を付けません(判断が難しい) |
重さ | 15.8グラム | 色相 | 透かすと鮮やかなブルー(置きでは暗い群青) |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | まだございません |
鉱物名 | カイヤナイト(藍晶石) | ||
宝石名(通称) | カイヤナイト、ヒマラヤンカイヤナイト、サファイアンカイヤナイト |
1.こちらは「置き」でも色が綺麗。
2.貼り合わさったような結晶の形も良くダメージも無し。
3.今回入荷の10本の中のベスト?恐らく内部ファセット品質。
1.表面には細かな縦線や横線が見られます。
2.白雲母の付着あり(マイナス点ではありませんが)
その青さに吸い込まれる。ヒマラヤの青い芥子の花の如く美しいカイヤナイト。カイヤナイトはネパール各地で産出がありますが、高品質なもののほとんどのものがジャジャコット産です。市場でもよく「宝石品質」と謳ってて販売されておりますが、カボションやファセットにカットして宝石となれるものは本当に稀です。カイヤナイトの圧倒的多数は内部クラックがあったり色斑がございます(色斑に関してはそれが良さにもなるのでマイナスではありませんが) いずれにせよ原石状態で手に入れるのはなかなかに難しく(ほとんどのものが原石状態のまま鉱山権を持っていたインドの会社に送られておりました)蒐集価値は充分にあるでしょう。その後トラブルにより数年に及んで採掘が停止しておりましが、今後鉱山活動が再開されるという噂も。 また市場に出回るものの多くは表面にオイルを塗って傷を隠しているものが多いので注意が必要です。皆様もお手持ちのカイヤナイトを台所用洗剤で洗ってみて下さい。
【001番解説】
今回はサンプルとして10本のみの仕入れとなりましたが、10本の中のナンバーワンがこれでしょう。まず形が綺麗、2枚のブレードが折り重なったような形も良いですし、ダメージもありません。 コチラに関しては「置き」の状態でも青がはっきりとわかるほどに鮮やかです。フラッシュライトで透かしてみると内部もクラックが見当たらない部分があるので、ファセット品質かもしれません。ここを削り出せば、カラット数千円カラット数万円もあるかも? しかしそこを敢えて原石で蒐集するのが鉱物好きってやつですかね。お勧めです。