１．これも面白すぎる、２つで飾ると魅力10倍増しのペアです。
２．白い方は完璧なまでのベータクォーツです、柱面は非常に狭く錐面の方が広いです。
３．カーボン内包物の入り方が墨絵のように芸術的です（こちらは動画が最大限に良く撮れています、必ず動画を見て下さい）

１．ベータクォーツは圧力や温度で内部が白濁するものです（それは魅力にもなります）
２．闇の方は裏面他の結晶が分離した痕があります、錐面が消失しているので☆をひとつ落としました。錐面が完璧ならば☆10にしたいほど内包物の美しさがあります。

「本家」の輝きか、本家を凌駕する照り艶か。悩む必要なんてないのです。両方綺麗でそれで良い。両方コレクションしましょう。今回は特集ページにてアメリカニューヨーク州産ハーキマーダイヤモンドとパキスタンバロチスタン州産「パーキマー」ダイヤモンドクォーツの両方を紹介させて頂きます。　近年では産地偽装が横行しているハーキマーダイヤモンドですが、本家と共に本家に次ぐクオリティを持つ高温結晶型の両剣水晶として注目を集めるパキスタン産も同時に販売致します。「偽物」なんかじゃない、パキスタンの両剣水晶の魅力にも触れてみて下さい。尚、解説ページは間に合っておらずハーキマーダイヤモンドの詳細な記述はメルマガ080号にて送信しております。バックナンバーをご希望の方はお知らせ下さい。
またまた禁断のP&Pやってしまいました。もう仕方が無いです、こんなにもP水晶が魅力的なのですから。このペアも胸を張って最高傑作と言いたいです。小さい分だけお値段も落ち着いておりますので躊躇すること無く行って頂きたい。水晶スキーであれば絶対に満足してくれるはずです。　まずは闇から見ましょう。こちらの闇は例によってカーボンによるもの。「ダイヤモンド」とはすでに逸脱しておりますが、本来ここの水晶の魅力は内包物なのです。この墨絵のような世界、最高だと思いませんか。こんなに黒々とした内包物が入る鉱物も無いでしょう。内包物のある水晶は内包物が創り出す世界観がすべて。こんな美しい「黒」、こんなに魅力溢れる「黒」ってありますかね？写真はどうしても面で撮られてしまうため、透明感（透け感）や立体感がわかりません。動画が非常に良く撮れていますので動画でこの水晶の魅力を見てやって下さい。そして光、こちらも書き始めたらきりが無くなるほどに素晴らしいです。兎にも角にもこの形ですよね。いわゆる「ベータ型」です。ベータクォーツとは柱面が消失（もしくはほとんど無い）水晶の事です。超高温下で生成するために成長が早く（先に育つのは錐面）柱面が発達する前に成長が完了してしまいます。代償として強い熱と圧により内部はクラックや靄で白濁してしまいます。しかしこの場合、この白濁が全体に及んでいるため、神秘のベールに包まれレいるような…これまた唯一無二な世界観を作りだしてしまっているわけです。これはこれで魅力では無いでしょうか。表面は艶やかでツルツル、完璧すぎるほどの形状です。　水晶という最も一般的な鉱物の豊かさ、面白さを再認識させてくれる水晶です。最高だ、最高のペアだ。