品番 | EV20211064 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 5.0cm x 3.5cm | 石の産地 | ダディン県ラパ地区ルニール鉱山産 |
石の高さ | 4.0cm | グレード表記 | 原石はグレード評価を付けません(市場の評価基準にも乏しく判断が難しい) |
重さ | 95グラム | 色相 | パープルを帯びた赤に群青色のゾーニング |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | 只今執筆中 |
鉱物名 | コランダム | ||
宝石名(通称) | ルビー、ルビーサファイア |
1.超希少、入手困難です。
2.ブリッジするコランダム結晶が可愛いです。
3.全体的な色調と景観も完璧です、これぞ自然の芸術品。
1.現在はほぼ枯渇状態であり、市場に稀に出回るものはほとんどがオールドストックです。
2.採掘の困難さ(高度4500m近く)もありまして依然として高額です。
3.細かな結晶や母岩中の雲母は剥離しやすいので御注意下さい。
こちらはヒマラヤ好きなら知る人ぞ知る、幻のガネーシュヒマール産ルビーサファイア。 大理石を母岩としており、一部の研究者やコレクターの間でも有名ですね。 パープルを帯びた赤にネイビーブルーのゾーニングが特徴であり、この2色性からルビーサファイアなどと呼ばれています。 80年代から90年代には活発に採掘が行われ、宝石質を産出するチュマール鉱山の原石標本はヨーロッパに流れてゆきました。 またファセットされて宝石となったものの当時はありました。 その後は鉱山一円がハゲ山になるほどに掘り尽くされ、現状で掘れる限りのものは掘り尽くされてしまったと言われております(まだ深いところには鉱脈があるとの噂もありますが掘り進められません)
このガネーシュヒマール産ルビーサファイアの原石ですが、どうしたわけか偶に市場に出回ります。 というか現地で探すとどこからともなく村人が「あ、まだ俺んちにあったよ」みたいな感じで持ってきます。そういったものが手に入るのがシャンバラストーンズ最大の強みです。 馬鹿みたいな値段を提示してくる村人やブローカーもいれば良心的な村人もいます。 私自身はもちろん値段に見合ったものしか仕入れませんが、これでもかなり良心的かと思います。 標本に面白さや唯一無二性を求めるならば大いに価値があるでしょう。
まさかのガーネット追加にルビーが加わりました。ひとつだけルビー原石と共に来たのですよ。もちろん今採掘されているものではありません(現在採掘はされておらず)、オールドストックです。こういうものが手に入るのがシャンバラ流です。 ご覧の通り、結晶自体は大きいわけではなく、量も多いわけではありませんがバランスと景観は素晴らしいです。真っ白な大理石に金色のプロゴバイト、そして少しのフックサイト、それらの頂点に立つように映えわたるワインレッドのコランダム。しかもガネーシュヒマールらしい、一部にはネイビーブルーのゾーニングも見られます。しかも結晶がブリッジしています。自然の芸術家には敵いませんね。必ずコレクションしましょう。