品番 | EV20211022 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 40mm x 20mm | 石の産地 | サンクワサバ県スワチィ鉱山産 |
石の高さ | 65mm | グレード表記 | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8)※独自の経験と判断でグレーディングしています |
重さ | 45.4グラム | 色相 | 光に透かすと血液のような赤 |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | 只今執筆中 |
鉱物名 | 鉄ばん石榴石(アルマンディン) | ||
宝石名(通称) | ガーネット |
1.結晶形が理想的なほど美しい(そして大きい)
2.メタリックな雲母片岩に覆われた様が最高です。
3.現地の村人がひとつだけ持っていたオールドストックです。
1. こちらは昔産出したものです。
2.光を透かさないと結晶は黒っぽいです。
これはひとつだけ村人が持っていたものを送って貰いました。昔は大量に産出があった地域でサンクワサバ地区の高度3000メートル弱のところに鉱山があります。村人はここの地域をスワチィと呼んでおります。ピンクパープルのアルマンディンとは同じ地区でも地域が違います。 私の推測ですが、原石祭りを遡って(1ページ目)028番と037番が同じスワチィのものではないかと考えております。※こちらのReturns022番は村人直接仕入れなのでスワチィと産地がはっきりしております。 つい先日もこの村人とビデオチャットをしましたが、スワチィはほぼ枯渇しているそう。しかし「周辺を掘ればまだ多分出るよ、今度鉱山見てくるよ」と言っていたのでもしかしたら数ヶ月後には朗報が聞かれるかもしれません。
まあとりあえず産地のことは置いといて、彼が唯一持っていたオールドストックがコチラ。素晴らしい結晶形ですよね。見本のような12面体です。しかも大きいです。それが2個もくっついているのですから嬉しいものです。しかも見事なまでの雲母片岩母岩付きです。「母岩付き」というのが鉱物蒐集家にとっては堪らないでしょう。光りに翳すと血液のように濃い赤色が発現します。写真で赤が鮮やかなものはすべて裏から光を当てています。しかしそもそもアルマンディンは光を通さなければ黒いものです。特に大きなものほど厚みで光が通りにくいので黒いものですからね。 これは高いのか安いのかも良くわかりません。今後また手に入るのか(スワチィ鉱山が再開するのか)もわかりません。もしまた手に入るとしてこれより安くできるか、高くなるかもわかりません。わからない以上はこちらを手に入れてしまった方が良いでしょう。いえ…提案せずとも激戦になりコンマ1秒で蒸発すると思います。