品番 | EV20210706 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 1.2cm x 1.2cm | 石の産地 | マダガスカル共和国Fianarantsoa州産(アンボロンポジー産と呼ばれる) |
石の高さ | 8.0cm | グレード(独自基準) | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) |
重さ | 19.0グラム | この石の解説ページ | まだ解説がありません |
色調 | すりガラス状ミルキーに紺青の内包物 | 外観的特徴 | 単結晶、結晶が抜けた凹みあり |
鉱物名 | クォーツ | ||
宝石名(通称) | フローライトインクォーツ、蛍石入り水晶等 | ||
内包物(インクルージョン) | フローライト(蛍石) |
1.小さいながらも明瞭な蛍石がいくつも浮かぶ姿は惑星のよう。
2.しゅっと長いシェイプ(レザーと呼んで良いのか)もハンサム、ダメージもほぼ無し。
3.こういう景色のあるものは唯一無二です。
1.他の結晶(鉱物)が離れた痕がありますがダメージではありません。
2.気になるほどで貼りませんが、小さなチップ(剥離のダメージ)も見られます。
幻のインクルージョン水晶、フローライトインクォーツがまさかの入荷。ワンポケットのみであった産出は10年以上前に途絶えておりますので、この2021年現在これだけの原石を持っていることが奇跡です。もしかしたら世界中で最もたくさんの蛍石入り水晶未研磨原石を保持しているのがシャンバラストーンズかも!? 今回入荷のロットを相対的に比較して以下基準を考慮してグレーディング(値付け)しておりますのでご参考までに。
1)フローライトの明瞭さ
内包物であるフローライトが大きくて結晶形が明確なほど評価が高くなります。
2)フローライト内包物の量
フローライト結晶が多く内包されているほど評価があがります。
3)水晶の表面が平坦で内部が見えやすいもの
一貫してフローライトインクォーツの表面はすりガラス状のミルキー(半透明)です。しかし同じミルキーでもより見えやすいものは評価を上げております。また、付着鉱物等により表面がザラザラ凸凹しているものがあり、そういったものは表面の白濁により内部が見えにくくなります。従いまして表面がツルッと平坦なものほど価値を付けております。
4)ダメージの有無
もともと先端が飛んでいたり、剥離面があったりダメージが多いのがこの産地の特徴です(だからこそカットに回されることが多いのですが) 標本としてはダメージが越したことはなく、錐面や柱面にダメージがない、もしくは少ないものほど評価は高くなります。※他の結晶が剥がれた後(人為的に剥がされたものではなく自然と離れたもの)はダメージとしておりません。
大まかに上記4つを基準に景観の良さ(例えばフローライトが美しく散在しているが為に銀河のように見えるなど)や形状のユニークさなども加味して相対的に評価しております。また、大きさにより同じグレード評価でもグラム単価を変えることがございます。あくまでもロットの中の比較で独自基準としてグレーディングしておりますのでご了承下さい。
これは素晴らしい、唯一無二系です。 写真も頑張ったつもりですが、どうにも立体感は撮れませんでした。こちらの結晶はシュッと細長いレザーシェイプなのですが、この細身のボディにたくさんの極小蛍石が散在しております。極小と言いましても色も結晶形も明確でして小さいのに非常によく見えます。 それらの小さな結晶が層状に並んでいるので、惑星群に見えるのです。それこそ蒼い惑星ばかりが並ぶ銀河系のような…。たぶん文章で書いてもわからないと思いますが、現物を見たら何を言いたいかわかります。しかもこの「小惑星群」部分がちょうど他の結晶の離れた部分にあたるので窓のようにここだけ抜けて見えるのです(すりガラス状でなくこの部分がピンポイントで透明なのです) 凄いですよ、個人的好みも含めてですがこちらはロットの中でも上位を争うほどにお勧めです。