品番 | EV20210604 | 人工的処理の有無 | なし |
---|---|---|---|
全体サイズ | 8.0cm x 5.0cm | 石の産地 | マダガスカル共和国産 |
石の高さ | 5.5cm | グレード(独自基準) | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) |
重さ | 121グラム | この石の解説ページ | インクォーツの解説 |
色調 | 鮮やかな赤、虹フラッシュあり ※注1 | 外観的特徴 | クラスター(群生水晶) |
鉱物名 | クォーツ | ||
宝石名(通称) | レッドファントムクォーツ、ファイヤークォーツ、レピドクロサイトインクォーツ、スーパーセブン等 | ||
内包物(インクルージョン) | レピドクロサイト(鱗鉄鉱)のファントム状/山なり内包物 |
1.兎に角赤の面積が広い、恐らくロットの中で最も赤の占有率が高いです。
2.燃えているかのようなクラスターです。
3.オールアラウンド(全景)で綺麗です。
1.ポイント部分に多少のダメージが見られる結晶もありますが気になるほどではありません。
2.裏面にも立っている結晶がありますが脆いと思われますのでお気を付け下さい。
汝が求めるは青い幻か、赤い炎か。 今回はちょうど良くマダガスカル産のレッドファントムクォーツ(レピドクロサイト入り水晶)とブラジル産デュモルチェライト入り水晶がほぼ同時期に入荷したので青vs赤の対決構造で皆様にご紹介致します。インクルージョン水晶に強いシャンバラストーンズならではの質の高さにご注目です。※尚、レッドファントムクォーツはレピドクロサイトの初期・中期インクルージョンが山なり(ファントム状)に生成したものです。市場でよく見かける「赤富士」と呼ばれる酸化鉄成分浸透のレッドファントム(同名なのですが)とは別のもにになります。
凄いです、語彙力問題が出ちゃいます。凄いしか言えない… この赤さを見て下さい。ファイヤークォーツとは得てして、まさに水晶が内部から紅蓮の炎を放っているかのよう。こちらのクラスターは今回のロットの中で最も赤い、つまり赤の締める割合が最も高いと言えるでしょう。 ぱっと見た目ですが赤と白の割合が7対3くらいでしょうか。 他をご覧の通りですが、通常は白い部分(内包物がない部分)のほうが大部分を占めるわけです。何故こうなったか?よく見るとこちらのクラスターは錐面が大きく、柱面が短い結晶が多いです。ファントムはほとんどの場合、錐面の直下に存在します。つまりファントムが生まれにくい柱面が短いが故にファントムが生成されている錐面が目立っているということです。しかもコチラ、くるくる回してみると全景で赤いのですよね。どの角度から見ても見応えがあるというとわかりやすいでしょうか。これぞオールアラウンド。いやぁ、凄い(語彙)