品番 | 20210332 | ||
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鉱物名 | クォーツ(写真向かって左上) | ||
宝石名(通称) | ヒマラヤ水晶、緑泥石入り水晶、クローライトインクォーツ | ||
産地 | ダディン地区ラパ地域タンタブレ鉱山産 | ||
サイズと当店グレード表記 | 21mm x 16mm、2.6グラム、☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) | ||
鉱物名 | クォーツ(写真向かって右上) | ||
宝石名(通称) | ヒマラヤ水晶、角閃石入り水晶、トレモライトインクォーツ | ||
産地 | ダディン地区ラパ地域リムション鉱山産 | ||
サイズと当店グレード表記 | 19mm x 16mm、2.0グラム、☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) | ||
鉱物名 | クォーツ(写真向かって左下) | ||
宝石名(通称) | ヒマラヤ水晶、バイオタイト?入り水晶 | ||
産地 | ダディン地区ラパ地域産 | ||
サイズと当店グレード表記 | 22mm x 17mm、4.0グラム、☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) | ||
鉱物名 | クォーツ(写真向かって右下) | ||
宝石名(通称) | 煙水晶、スモーキークォーツ | ||
産地 | ゴルカ産もしくはラスワ産(古いので不明) | ||
サイズと当店グレード表記 | 25mm x 19mm、5.2グラム、☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) |
1.こちらもまたヒマラヤ水晶らしさを凝縮した4つのセット。
2.謎の「透明の羽」内包物が最高でしょう?
3.ヒマラヤ水晶とは未知の世界を冒険する探究心である。
1.4つとも目立つマイナス点は特にありません。
いつ現地に赴けるやらわからないのでカトマンズのシルバー工房に置いてあるルース類をすべて取り寄せてしまいました。10年以上前に削ったものから最近削ったものまでペンダントサイズからリングサイズまでございます。 これらの多くはペンダント加工されなかったもの達、即ちトップクオリティでは無いセカンドクオリティ達です(当店のグレード☆で6から7程度のものになります) なのでお値段もお安く設定しております。 ※尚、ヒマラヤ水晶のカボションはセカンドでは無くトップクオリティが多々ございますので追加をお楽しみに。
今回のヒマラヤ産ルース祭りでは面白いペア販売や物語性を感じさせるセット品も用意しております。この機会に希少で面白い、純正ヒマラヤ?なルース達を手に入れて下さい。
ヒマラヤ水晶とは何か。それは未知の世界への探究心でした。ヒマラヤ水晶が出始めた頃、わからないことばかりでした。内包物も産地も謎だらけ。そんな未だ見ぬ世界への冒険心やワクワクがあったように思います。そんなヒマラヤ水晶の魅力を還元濃縮したボックスです。 もはや言わずもがな、緑泥石と角閃石はガネーシュヒマール産ヒマラヤ水晶における内包物の代表格ですね。 スモーキークォーツですがかつてはいわゆるガネーシュヒマールと呼ばれる地域の西の隣であるゴルカで多く産出しました。その後はガネーシュヒマールの東の隣であるラスワ地区で採れるようになりました。どちらも時期は違いますが同じようなスモーキーが産出したので、このように削られたものは見分けがつきません。しかしこちらのカボションはかなり昔に削られているのでゴルカの可能性が高いのでは?と思っております。 産地への探究も今となってはヒマラヤ水晶の面白さだったのではないでしょうか。そして最後にご紹介はこの謎の「透明の羽」内包物。いや「黄金の羽」内包物でしょうか。こちらは旧鉱山と呼んでいた、随分昔に稼働していた鉱山から時々産出していたものです。 それこそ羽みたいなのですよね。実はこちらに似たものを10年以上前に日独宝石さんで鑑別依頼をしたことがあります。破壊検査でなかったのでわかる範囲でとのことでしたが、内包物で特定できたのはクローライト、バイオタイト、そして液状インクルも見られるとの結果でしたね。 結局何であるかはわからないです。そう、そこが浪漫であり未知への探究心なのです。 とにかくこの内包物はへんてこで不思議で面白くて未知です。 ということでこれで今回のヒマラヤルース祭りにおけるヒマラヤ水晶類はすべてとなります。ご静聴ありがとうございました。