品番 | EV201151 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 24mm x 16mm | 石の産地 | フィンランド・ユレマ州産 |
石の高さ | 4.0mm | グレード表記(独自基準) | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) |
重さ | 2.5グラム(12.5カラット) | ||
色相と特徴 | 黒いボディにネオンブルーが出現、キャッツアイ状の反射あり | ||
鉱物名 | 灰長石 | ||
宝石名(通称) | スペクトロライト | ||
店長の個人的お勧め度(グレードではありません) | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) |
1.蛍光色と呼べるネオンブルーです。
2.石全体が輝く様はオーロラのよう。
3.裏面も輝きます。
1.裏面のほうが色が強いかもしれません。
2.今回のルース祭りではすべての石を指の上や指でつまんだ写真を掲載しております。 お見苦しい指で申訳ございませんが、指や肌で実際のサイズ感や色みがわかるかと思います。 また、指や手は写真や動画加工時に色が不自然になりやすいです(彩度を上げると肌の黄色みや赤みが強くなります) 当店の写真加工が現物を越えていないこと(明るさやシャープネスなどの調整をしていないわけはありません)、そして今の写真加工に対するアンチテーゼでもございます。 商品としての石の写真を掲載する場合、最も大切なのは自然の色に近いことでしょう。皆様が求めているのは「映え」た写真ではないはず。
3.スペクトロライトは特定の角度で反射すると全面に色が出現します。 角度がずれているとほぼ艶黒いだけです。 また、光学効果は直射日光やスポットライトの照射よりも、ボワッとした白色電球下が最も発現しやすいようです。
特定の条件を満たしたもののみ、スペクトロライト。 その条件とは、ずばり「産地」です。 フィンランドのユレマ州で採掘されたラブラドライトがスペクトロライトです。 厳密に言うなれば鉱物状はラブラドライトではなく灰長石です。 検索するとマダガスカル産なるスペクトロライトがありますが、一応スペクトロライトは産地限定です。 フィンランドのユレマで産するラブラドライトは背景色の黒が強い上、鏡状・ガラス状に表面が艶やかです。 特別に反射光が強く、他のラブラドライトとは一線を画するほどだったので、ユレマ産のラブラドライトのみをスペクトロライ(Spectrolit)と呼ぶようになりました。 その美しさはまるでフィンランドの空に浮かぶノーザンライト(オーロラ)のよう。 一説ではスペクトロライトは第2次大戦下の1941年にフィンランドが東側にバリケードを作っている際に偶然に見つかったのだとか。 その後50年代から採掘が本格化し、今も産出が続いているのです。
とはいえ産出量は決して多くはなく、流通量も少ないですよね。 なんという色でしょうか。 これはネオンブルーと呼んで良いでしょう。 とても鮮やかな蛍光色です。 それがガラス質の艶やかな表面に発現するのですから驚きます。 こんな綺麗なことあるかね?というほどに綺麗です。 北欧で見るオーロラはこのくらい綺麗なのだろうな、と思いを馳せることができるでしょう。大きいので見栄えも最高ですね。 ルースケースにパンパンです。