品番 | EV201114 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | 11mm x 9mm | 石の産地 | ブラジル・バイア州産 |
石の高さ | 7.0mm | グレード表記(シャンバラ独自基準) | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) |
重さ | 1.1グラム(5.5カラット) | ||
色相と特徴 | 独特な形状を持つヘマタイト(メタリックブラック) | ||
鉱物名 | クォーツ | ||
宝石名(通称) | ヘマタイトインクォーツ | ||
店長の個人的お勧め度(グレードではありません) | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) |
1.とにかく凄い、何と表現して良いやら。
2.ルーペで覗くとより面白いです、本当に溶岩のように見えます。
3.メタリックな輝きが更に格好良さを増しています。
1.若干水晶に靄が見られます(ですのでグレードとグラム単価をひとつ下げております)
2.裏面から見ると不思議な白い砂状内包物の影響で写真上はなんとなく黄色っぽく見えておりますが、実際はあまり黄色さを感じません(正面からは透明、裏は内包物で白い薔薇状に見えます)
3.今回のルース祭りではすべての石を指の上や指でつまんだ写真を掲載しております。 お見苦しい指で申訳ございませんが、指や肌で実際のサイズ感や色みがわかるかと思います。 また、指や手は写真や動画加工時に色が不自然になりやすいです(彩度を上げると肌の黄色みや赤みが強くなります) 当店の写真加工が現物を越えていないこと(明るさやシャープネスなどの調整をしていないわけはありません)、そして今の写真加工に対するアンチテーゼでもございます。 商品としての石の写真を掲載する場合、最も大切なのは自然の色に近いことでしょう。皆様が求めているのは「映え」た写真ではないはず。
こちらは今回の最大の面白内包物のひとつ、ヘマタイトインクォーツです。 わかりますよ、ヘマタイト(赤鉄鉱)自体はありふれた鉱物ですし、水晶の内包物として目にすることもありますよね。 しかし、これだけ変わった入り方で独特の風景を創り出しているものはなかなかございません。 カットの業者も「これしかない」といって出してきたスペシャルピースです。 数えるほどしか無いです。 ぱっと見た目はヘマタイトがしわしわとした感じ、どちらかというと千枚剥がしのように見えまして「雲母かな?」と思うほどです。 しかしルーペで拡大すると特有の金属光沢が見られますね。 しかも鉄らしい青光りの光を放ちます。 裏面を見ると白い砂状内包物が共生しているのが見えまして、これをみると再び雲母?と思わなくも無いのですが…。 こちらは水晶の内部に完全に取り込まれているため、X線での解析は不可能です。 ですが確率として最も高いのはやはりヘマタイトでしょうね。 同じ内包物シリーズの016番などは見るからにヘマタイトですし、ならば同じものと考えるのが自然でしょう。
またしても強烈な個性です。 凄いという語彙力の無い表現しか出てきません。 しわしわなヘマタイトといいましょうか、くしゃくしゃと千枚剥がしのように見え、それがまた固まった溶岩のようにも見えます。 内包物をコレクションしているならばこういう唯一無二の風景を持つものこそ集めるべきでしょう。
※サイズの参考に同時に追加した4つを並べた写真を掲載しております。