品番 | EV20200850 | 人工的処理の有無 | 無し |
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全体サイズ | 2つとも3.0センチ | 石の産地 | サキャ姓仏師によるハンドメイド |
石の縦の長さ | (バチカン部分を除く長さ)2つとも2.7センチ | グレード表記 | 掘り出し物ジャック品はグレード評価を付けません |
重さ | 2つで4.6グラム | シルバーのデザイン | 叩き出しとカービングによる彫刻 |
石の重さ | なし | この石の解説ページ | なし |
鉱物名 | なし | ||
宝石名(通称) | なし | ||
内包物 | なし |
1.仏師が手彫りしている仏像アクセサリ、この職人技は今見てもつくづく素晴らしいです。
2.1回の注文で2度おいしい。
3.このお値段ならば大いに価値あり、御守りにでもして下さい。
1.こちらは開閉バージョンではありません。
2.強いて言うならば薬師如来も帯同して3如来になれば良かったのですが(薬師如来はありませんでした)
仏師シルバーアクセサリも旧ショップでは力を入れていたもののひとつなのですがね。 こういうものは現地でもほとんど作られなくなってしまいました。 特に技術のあるものほど無くなってゆきました。 仏像と同じなのですが、小さいものほど姿を消しております。 近年では現地も急激な物価上昇が起こっており、人々の金銭感覚も随分と変わりました(ところが国や人が豊かになったということではありません) 昔は小さなものを作って販売しても充分だったのですが、今や小さいものをひとつふたつ売った程度では生活にならないのですよ。 例えば大きな仏像と小さな仏像を作るのには労力はほとんど変わらないのに、販売するときは大きなもののほうが高値で売れますよね。 皆、小さなものを売っているようなゆとりは無くなってしまいました。 今や模造品だらけですし、小さなものはわざわざ手作りしなくてもコピーできてしまいます。 手間を掛ける意味も無くなってしまいました。 そうやって市場が随分と変貌していったのです。
まあその裏話はさておき、こちらの仏像ペンダントシリーズも仕入れたのは7年以上前、もしかすると10年クラスかもしれません。 見て下さい、これが手彫りですよ。 仏像を彫刻するのとほとんど技法は一緒ですが、こちらは何といいましょうか、立体を作るために「叩く」ような作業がありますので「叩き出し」などと呼んでおりました。 その後カービング(彫刻)を施します。
一回り小さい版も出てきました。 釈迦如来や阿弥陀如来より一回り小さいです。 この小さいボディをよくカンカン出来たな、と感心しますよね。 素晴らしい立体感です。 こちらは三人寄れば文殊の知恵、の文殊菩薩と慈悲の菩薩である観音菩薩。 観音菩薩の顕在形の中でも日本では馴染みの薄い「六音字観音」という観音様です。 現地ではカルチェリと呼ばれます。 オムマニペメフムという有名なマントラがありますが、このマントラの主が実は六音字観音様。 そして文殊菩薩と観音菩薩は実は仲良し。 言ってみれば二人とも阿弥陀如来の弟子みたいなもの。 同門の兄弟ってところですかね。 延長戦にてもう1ペア作ることが出来ました。 このコンビ良いですよねぇ、知性と慈悲。 ラストに持っていって下さい。
繊細で精巧な細工、本当に格好良いです。 身に着けなくても良いです。 こういう格好良くて文化や心意気までをも伝えてくれるようなものを持って頂きたいです。 そしてそういうものを支援して頂きたい。