品番 | EV20200811 | 人工的処理の有無 | 無し |
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全体サイズ | 恐らく直線18-19cm程度 | 石の産地 | ネパールでリシ僧に使われていたもの |
石(ムクロジ)の縦の長さ | 12mm x 10mmほど | グレード表記 | 掘り出し物ジャック品はグレード評価を付けません |
重さ | 14.5グラム | シルバーのデザイン | なし |
石の重さ | なし | この石の解説ページ | 旧ショップをご参照下さい。 |
鉱物名 | なし | ||
宝石名(通称) | リシマラビーズ(和名ムクロジ) | ||
ビーズ仕様 | ムクロジ玉x14、真鍮ビーズx14 |
1.非常に面白い珍品?こちらも旧ショップに解説があるのでご確認下さい。
2.パワーあるかも?現地でもパワーグッツとされるリシ僧使用のビーズです。
3.リシマラビーズのみ、存在感ありすぎ。
1.ゴム紐が古いです、なるべく早く交換して下さい。
2.使用しているのは真鍮のビーズです。 真鍮は酸性成分に晒されると緑錆がでるのでご注意下さい。
マラ(ネックレスやお数珠の意味で使われる)を集めている頃も楽しかったなぁ、と思います。 お数珠も中国人の流入以来、手に入らなくなってしまって辞めざるを得なくなってしまったもののひとつです。 それこそスパイキーネパールの頃からお数珠を扱っておりましたが、一部マニアな方からはずっとご好評を頂いており(特にうちの扱うラマ僧使用やリシ僧使用のマラは良かったですから)、細々とかなり面白く商売していたのですがね…残念です。
こちらはリシマラビーズと言いまして、厳密には仏教徒の使うお数珠の玉ではありません。 「リシマラ」の名の通り、リシ僧(ヒンドゥの僧侶ではないが僧侶的存在)やジョティス(呪術師)が身に着けるものです。 こちらのリシマラビーズも実際に山間部の村のヒンドゥ僧に実際に使われていたものです。 細かな話は旧ショップの解説にも書いてあるのでそちらをご自身で探して下さい。
現地でもこのリシマラビーズはパワーがあると考えられており、言ってみれば「パワーグッツ」的な存在です。 リシマラビーズは非常に硬く(本当に硬くて驚きます)、これを擦り合わせると熱を発するというのです。 実際どうでしょうね、確かに擦り合わせれば摩擦で熱くなるかも知れませんよ。 で、このリシマラビーズですが、実は日本人にも馴染み深い。 よく見て下さい。 こちら羽子板の羽の黒い部分なのです。 「ムクロジ」という木の実の種核なのですがね、ムクロジは「無患子」と書くのです。 「子が患わ無い」つまり子供の無病息災を願うものなのです。 だからこそお正月に羽子板で遊ぶわけです。
ネパールでも日本でも意味合いのあるリシマラビーズ(無患子玉)、非常に面白いと思いませんか。 私も現地でマラ系をやらなくなって長いですが、今はもう手に入らないと思いますよ、特に本当にリシ僧使用であるものは…。 モノの面白さに買ってみても良いかもしれませんね。 何故か在庫からブレスになっているものが4つ出てきたのです。 それぞれにリシマラビーズに付帯している玉が違いますので気に入ったものを見つけて下さい。 在庫処分品なので元の値段の30%から40%ほど安くしておりますが、今となっては価値は恐らくその倍あるでしょうね。