品番 | EV20200725 | 人工的処理の有無 | なし |
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全体サイズ | ペンダント:3.0センチ、ブレスレット:直線19.5センチ | 石の産地 | ジャジャコット地区ティカチョール鉱山産 |
石の縦の長さ | ペンダント:1.7センチ、ブレスレット13.0mm-8.0mm玉のサイズグラデーション | グレード表記 | 掘り出し物ジャック品はグレード評価を付けません |
重さ | ペンダント:5.7グラム、ブレスレット27グラム | シルバーのデザイン | ストーンセット |
石の重さ | ペンダントの方は恐らく3グラム程度 | この石の解説ページ | なし |
鉱物名 | 厳密には鉱物ではなく岩石(主成分は青金石) | ||
宝石名(通称) | ラピスラズリ | ||
内包物 | なし |
1.ネックレス状態で眠っていたので解体してブレスレットにしました。
2.鮮やかなパイライトが宇宙のような表情を創り出しており、凄く良いです。
3.ついでにペンダントも付けちゃう、懐かしいストーンセットデザイン。
1.随分昔のものでカボションもビーズも削り方が荒いですが、どこかに懐かしさを感じます。
今、市場に出回るバタクシャンのラピスラズリの多くは香港経由で中国で削られ、それが香港の市場から出回っております。 中国が「世界の工場」になる前、そして中国資本に多くの鉱山が乗っ取られる前、ラピスラズリは多くがアフガン商人を介してインド(ジャイプール)で削られ、それが世界に出回っておりました。 その頃はカトマンズも活況だったので多くの宝石や天然石が回ってきていたのですが、今や市場としての魅力に乏しいカトマンズにはアフガン商人さえも回ってこなくなりました。
それはそれで置いておいて、このラピスラズリも仕入れは15年以上前、採掘されたのは20年30年前になるかもしれませんね。 その頃はラピスラズリも随分と安かったです。 こちらですが、最後の写真のようにサイズグラデーションでネックレス状態で売られておりました(それが普通でした) 旧ショップ在庫ボックスから見つかったのでブレスレットに組み直してみました。 個人的には藍色が濃い(宇宙色のような?)ラピスラズリが好みなのですが、このような鮮やか青系も悪くないですね。 特に中央の13ミリ玉は星雲のような方解石と散りばめられた天の川のようなパイライトがとても綺麗です。 この中央3玉だけでも充分に価値があるような…。 ついでにかつて作った懐かしのペンダントも添えちゃいます。 こちらのカボションはよく見ると(触ってみるとわかります)カボションが凸凹。 さすが昔削り(笑) そしてペンダントの側面を見て下さい。 側面にも石がセットされているのです。 この横面の青色もちゃんとラピスラズリなのです。 ストーンセットというデザインですが、こんなものも昔作っていました。 今はこのデザインも作っていませんがね。 2つで2万円を切っておりまして安すぎるのですが良いです、夏ですしね。