品番 | BZSS011 | 人工的処理の有無 | 無し |
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ビーズサイズ | 7.5ミリ | 石の産地 | タンザニア・アルーシャ産 |
石の重さ | 2つで1.3グラム | アルーシャサンストーン(アクアカラー)のグレード | ☆☆☆☆☆☆☆(☆7) | 鉱物名 | 曹長石(アルバイト) |
宝石名(通称) | サンストーン、フェルドスパーサンストーン、アクアマリンサンストーン、アルーシャサンストーン等 | ||
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1.内包物も多くて透明感もあり。
2.ビロンとセロファン状の内包物に虹の煌めきもとても綺麗です。
3.良質サンストーンにしてコスパ良好では?
1.さほど目立ちませんが片方の玉は黒い線状不純物が見られます。
2.アルーシャサンストーンは比較した方がわかりやすいため、動画を1本にしてみました(向かって左から009番…となっております)
議論を巻き起こすこと必須の通称「アクアマリンサンストーン」がシャンバラストーンズにも登場。最初にお断りしておきますが勿論こちらはベリル(アクアマリン)ではございません。 確かにアクアマリンのような美しいアクアブルーですが、鉱物種としては間違うこと無く曹長石でした(2022年2月にサンプルをX線解析しております) ひとつのサンプルを解析しているので断定は出来ませんが、多少の数値の違いはあれどすべてのいわゆる「アクアマリンサンストーン」は曹長石かと思われます。旧6分類でいうなればややオリゴクレースに掛かるものもあるかもしれません。 尚、内部の赤い鱗状内包物は鉄の反応がでているのでレピドクロサイトの可能性が高いです。
鉱物的な観点はその辺りにしておいて、このアルーシャ産サンストーンですが当店の基準では1)アクアマリンカラーの濃さ、2)白濁・黒点の無さ、3)赤い鱗片のバランスの良さ・美しさをグレードの指針としております。特に2)の白濁や黒点は質の落ちたものに顕著に見られる特徴となります。というよりも多くのものが白濁・クラック質なので透明感のあるものが希少となります。レピドクロサイトの創り出す景色(色の濃さや量も含めて)も重要な要素かと思います。 詳しくはメルマガ079号をご参照下さい(バックナンバーもございますのでご希望の方はご連絡を)検索するとたくさんのアルーシャサンストーンもアクアマリンサンストーンも出てきます。最近はフォト加工技術の向上もあって画面上で比較するのは難しいと思いますが、当店のものを頭ごなしに「高い」と思わず、品質を見て頂ければ幸いに思います。
【011番解説】内包物もあって透明度も高い、つまりいいとこ取り。内包物の入っている鉱物は内包物が多いほど価値が上がる傾向にあるので、こちらは009番や010番と比べて敢えて☆をひとつ落としておりますが、こちらのほうが透明感があって好きな方も多い気がします。 このほうが内包物ひとつひとつはしっかりと観察できますし、水晶よりも少しイエロイッシュな曹長石カラーも楽しめるのでは無いでしょうか。内包物も虹の煌めきも良く写真に収まったと思います。もちろん現物は写真よりも綺麗ですから大いにご期待下さい。お値段以上に喜びを感じるはずです。