品番 | BZQB013 | 人工的処理の有無 | 無し |
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ビーズサイズ | 10ミリ | 石の産地 | マダガスカル産 |
石の重さ | 1.5グラム | 花火スーパーセブンのグレード | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆9) | 鉱物名 | クォーツ |
宝石名(通称) | スーパーセブン、花火スーパーセブン、ゲーサイト入り水晶等 | ||
内包物 | レピドクロサイト(鱗鉄鉱)、ゲーサイト(針鉄鉱)、ヘマタイト(赤鉄鉱)の可能性あり ※厳密には破壊検査しないとわかりません。 | ||
この石の解説ページ | 取扱いインクォーツ解説 |
1.こちらが話題の花火スーパーセブン。 確かに花火にしか見えません。
2.花火が見えなくても実は内包物がかなり面白いです。
3.1.5グラムで19,800円、つまりグラム単価は決して高くないのです。
1.色々試した結果この動画の撮影方法が最も綺麗に花火が撮れました。お見苦しい手でビーズを動かしながらの撮影にて失礼します。
それでは話題となった「花火」セブンの第二弾を投下しましょう。 例によって見た目はどれも同じ感じですが、光を反射させると浮かぶ「花火」は多少の違いがあります。 動画が非常に良く撮れていますので、動画をご参照の上お選び下さい。 動画の見た感じが現物の見た感じと思って頂いて大丈夫です。 こちらの「花火」セブンはまさに花火。 花火以外に形容の仕様がないくらいに花火です。 しかし打ち上げ花火のような花火というよりも線香花火のようです。 パチパチと細い線が中央から放射状に流れるのですが、その姿は線香花火です。 それがまた良い。 儚い煌めきなのです。 また、連を見る限り各玉にグレードのムラも少なく、どの玉も美しく花火が見られます。 尚、これよりもグレードの劣る連も業者に見せて貰いましたが、差異は花火の見え具合のようで、グレードが落ちるほど花火の放射線が明確でなくなります。 また花火の放射が全方位で見えるわけではなく、特定の部分で特に強く見られます。 花火が見られる部分は光を透かした写真で見てもわかるとおり、内包物が格子状に絡み合っております。ここに光が走るからこそ花火になります。 反対側は平行に走っており、この部分は光が当たると流れ星のように一直線な煌めきを反射します。 面白い事に格子状の部分は赤いゲーサイトであり、平行部分は黒いゲーサイトなのです。 というよりも縦の針は赤、横の針は黒、といった法則性があるのかもしれません。 もしかすると原石はある特定面だけ格子になっており、底の部分を削ると花火になるのではないでしょうか。 しかし光に透かした写真を見てもわかるとおり、花火がでなかったとしても非常に面白いンインクルージョン(および内包状態)だと思いませんか。 原石が手に入るならば見せてくれ、とカット業者に頼んでおりますのでいずれ原石が見られれば良いと思っております。 カットの業者によると産地はかなりの確率でマダガスカルだろう、とのこと(マダガスカルの業者が持ってくるそうです) ですがインターネット上ではアフリカの他地域という記述も散見されました。
若干解説が長くなってしまいましたが、花火セブンを見た解説および感想でした。 今回4つ追加しましたが、本当にどれも変わらないというほどに各玉グレードに差異がございません。 同じように放射状の線香花火が見られます。 が、多少は違いますので写真を見比べてお選び下さい。