品番 | BZMB007 | 人工的処理の有無 | 無し |
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ビーズサイズ | 9.0ミリ | 石の産地 | タンザニア産 |
石の重さ | ペアで2.3グラム | ブラックムーンストーン(サンムーンストーン)のグレード | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(☆10) | 鉱物名 | カリ長石(含ナトリウム・バナジウム) |
宝石名(通称) | ブラックムーンストーン | ||
この石の解説ページ | ブラックムーンストーン解説 |
1.こちらは明確なアベンチュレッセンスが見られるので「サンムーンストーン」
2.十字のゴールドの煌めきとシルバーのシラーが同時に見られる。
3.尚、個体(各々の粒)に大差が無いのも魅力のひとつ、どれも同じような感じです。
1.実物は光に透かすとグレーブラックにオレンジ(金)を帯びたような色で半透明に透けます。写真ではあまりわかりません。
こちらはなんと「ブラックサンムーンストーン」 もはや何が何だかわかりませんよね。 黒くてサンストーンでムーンストーン…。 名前としてはめちゃくちゃですが、名前が複雑で色々混ざっているほど格好良くなってゆく気がします。 サンストーンのアベンチュレッセンス(黄色から赤で光が煌めく効果)とムーンストーンのシラー(ボワッとした青白い反射光が見られる)が同時に見られると言うことでその名前で呼ぶのでしょう。 一応、理に適っていると思います。コチラのブラックムーンストーンの解説にもブラックサンムーンストーンに関して少し記載を足しておきました。
で、こちらなのですがブラックムーンストーンを手に入れてから数ヶ月後に手に入れました。 そして気になったのでホリさんのところで同定したのですが結果は、、、「カリ長石」でした。 いや当然ですよね。 001番から004番のものと成分比率もほぼ同じ。 ナトリウムとバナジウムを含むカリ長石でした。 産地も同じです。 しかし残念ながらサンストーンのアベンチュレッセンスの原因は特定できませんでした。 微細な内包物がゴールドの煌めきなのは間違いないと思われますが、内包物が微細なため(もしくは露出が少ないため)X線解析ができませんでした。 しかし恐らくは板状のヘマタイトでしょう。インドでも同じように十字のゴールドが出現するサンストーンが産出しますが、そちらが日独さんの解析によると板状ヘマタイトとゲーサイトだそうです。 ※詳しくは別ページの解説にも記載がございます。
写真も良く撮れたと思いますが、動画がますます現物に近い雰囲気です。 動画を見て選ばれたら良いかと思います。 基本的に連の中での差も少なく、どれもゴールドの煌めきとシルバーのシラーが見られます。 ゴールドのほうは時に虹を発言することもあり、多くのものは十字の光の走りを見せてくれます。 そして十字ゴールドが無い部分にはボワッとした光の遊びが見られます(シラー効果) 光を反射させるとそのような効果が現れ、太陽光下など強い光で光を透かすと、全体的に半透明に透けるのも魅力的です。 その色がまた不思議なグレーオレンジなのですよね。 値段にしては珍しいと思いますし、格好良いです。 一粒くらいコレクションしても良いと思いますし、ブレスレットに組み込む玉としても存在感を発揮してくれるでしょう。 こちらのペアは他より少しだけ小さいです(他のが9.5ミリでこちらは9ミリ) ですがどうしたわけか煌めきは1番強いです。 見ての通りゴールドがかなり強く発現します。 劇的に変わるわけではありませんが、☆10にしてみました。